2012年2月26日

YouTubeで理趣経

 YouTubeにUPされていた理趣経の動画を集めてみた。お経の全部が記録されていわけではないので、読経の練習をしたい人はCDなどを購入することをお奨めする。理趣経の解説本とCD等は「前の記事」に紹介しておいた。  第四段(自性清浄如来)の途中までで切れてはいるが、これと次の動画の読経はいいと思う。  以下は、最後のほうの「何以故 菩薩勝慧者 乃至尽生死……」から合殺まで。  中曲理趣三昧法会。お...

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2012年2月24日

理趣経関連の本を読んで

 久しぶりのブログ更新。理趣経の解説本の紹介記事はすでに書いていたと勘違いしていたので、だいぶ遅れてしまった。しかし、最近出た本も紹介できることになった。         大栗道榮『図説「理趣経」入門』(読経CD付)は、ちょっと俗人におもねっているような感じがしてあまりお奨めではないが、眉に唾をつけながら読むぶんには大丈夫だろう。読経CDが付いているのでここでもご紹介した。初級者向き、お奨め度★★...

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2010年4月20日

『What Is Zen? 禅ってなんだろう』を読んで

 久しぶりに英語の勉強をしてしまった。(笑) 対訳にしてはやけに上手い英文だなあと思ったら、訳者は Jeffrey Hunter となっており、私はよく知らないのだが東京大学大学院で仏教学を修めた文学博士だそうである。どうりで上手いわけだ。細かく見るならば逐語訳でない部分もあるが、杓子定規な逐語訳は築誤訳にもなりうるわけだから、高校生の英語テキストでないかぎり、言葉よりも心を伝えることが重要である...

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2010年3月31日

般若心経解説(16)不増不減

  ~ シリーズ最初からよむ人はこちら ~    (漢文読み下し) 増えず、減ぜず。   (梵文和訳) (一切法は)不足しているということもなく、満たされたということもない。    この一節は、むしろサンスクリット原典をもとに考察してみたい。というのは、上の梵文和訳にも見られるようにサンスクリットと漢訳では意味に微妙なずれがあるからである。    この一節のサンスクリットの原文は、nonA na ...

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2010年3月30日

『空海コレクション』を読んで

 いきなり空海の著作を読むのは難しいだろうが、ある程度は真言密教のことを知っている人ならば、座右に置いておきたい文庫本である。第一巻には「秘蔵宝鑰」と「弁顕密二教論」が収められており、第二巻には「即身成仏義」「声字実相義」「吽字義」「般若心経秘鍵」「請来目録」が収められている。各々に原文と語釈と現代語訳とがある。これだけ揃って二巻で3000円程度で読めるのだから、実にお得である。中級者~中上級者向...

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2010年3月29日

『サンスクリット語・その形と心』を読んで

   私は最近、サンスクリット原音に近い発音で真言を唱えるという目標を立てていて、同時並行してサンスクリットでの意味を確認したいと思っている。そこでサンスクリット語を独学で勉強し直しているのだが、まあ初級者でもなんとか独習できそうな本を見つけたのでご紹介したい。初中級者~中級者向きで、おすすめ度は★★★★☆である。      この上村勝彦氏は、仏教というよりはインド哲学全般の学者である。もともと語...

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2010年3月28日

般若心経解説(15)不垢不浄

  ~ シリーズ最初からよむ人はこちら ~    (漢文読み下し) 垢ならず、浄ならず、   (梵文和訳) (一切法は)汚れているということもなく、汚れを離れているということもない。    不垢不浄は、マクス・ミュラー本と榊本では“amalA na vimalA”となっているが、岩波本では“amalAvimalA”となっているらしい。『般若心経を梵語原典で読んでみる』ではこれを“amala avi...

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2010年3月14日

『印と梵字 ご利益・功徳 事典』を読んで

   同じような本を出しているなあと思いつつ、気になって読んでしまった。本書前半の印の部に関しては、左ページは『大正新脩大蔵経 図像部』から諸仏諸尊の図が引用され、左ページ上段に印の名称とイラストと真言(ひらがな表記)が載せられ、同下段に主な出典,印の結び方,由来と功徳が解説されている。後半の梵字の部では、上段に諸仏諸尊の種字(梵字)と読み方(カタカナ表記)と原音(ローマ字表記)があり、下段には、...

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2010年1月29日

『入門 哲学としての仏教』を読んで

 仏教の哲学的側面を高く評価している私としては、この本は非常におすすめ(おすすめ度★★★★★)である。専門用語がしばしば出てくるので、一通りは仏教の哲理を知っていないと理解困難な部分も多いと思われ、中級~中上級者向きである。だが仏教の門外漢でも、十分には分からないながらも現代の哲学的な主題に仏教思想がどのように答えうるのかを知る手がかりは得られるだろう。これをきっかけとしてもっと深く仏教思想を学ん...

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2010年1月27日

CDで日蓮宗のお経

 日蓮宗は他宗は比較して元気がよすぎる。私としては仏教は寂静の境地に至る修行だと思っているので、方向性が違うんではないかという気がしないでもない。ま、それはさておき、いちおう代表的な宗派でもあるので日蓮宗に関してもお経関連の本やCDを紹介しておく。    まず、以下の二つはCD付きのお経解説本である。これらは池上本門寺系の僧侶による読誦である。        『実修 日蓮宗のお経』(左側)は初心~...

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