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2009年1月 5日

『梵字必携』と『梵字の書法』を読んで

 
 今回は梵字の本の紹介。
 

 

 
 両方とも児玉義隆の本であり、重なる部分が多い。で、私がお薦めなのは『梵字必携』のほうである。
 
 梵字には毛筆と朴筆(刷毛で書く角張った字)があるが、『梵字必携』は毛筆を大きな文字で見せ、『梵字の書法』は朴筆を大きな文字で見せている。かっこいいのは朴筆のほうだろうから、形だけを追求するのなら後者でもいいかもしれない。しかし、梵字には合成文字が多く、それが読めるためには切継(合成のしかた)まで理解しておかなければならず、それは詳しくは前者の本にしか書かれていない。それほど値段が高い本ではないので両方買ってしまっても問題はなかろうが、どちらか一冊にするのなら、前者をお薦めしておきたい。
 
 『梵字必携』には、梵字般若心経の写経手本が付いている。梵字とその発音(ローマ字とカタカナ)、意味、そして書き順まであるので、般若心経を梵字で書きたいという人にはお薦めである。そのほか諸尊の種子や真言も毛筆で紹介されている。
 
 『梵字の書法』にも梵字般若心経の写経手本が付いているが、こちらには書き順がついていない。ただし、この本で梵字の書き方を練習しておけば、まったく書けないということもなかろう。この本にしか載っていないものとして、『仏頂尊勝陀羅尼』『宝篋印陀羅尼』『阿弥陀如来根本陀羅尼』の梵字写経の手本ががある。
 
 
 
 
 なお、児島義隆の本はほかに『梵字でみる密教-その教え・意味・書き方』もあるが、これは読んでいないのでここでの紹介は控える。こちらには『観音経』の梵字写経の手本があるらしい。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
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